2021-06-06

2021 ほんだ自然農園さんで 季節とめぐる野菜の一生レポート(5月分)

今年も月に一度開催中の「ほんだ自然農園さんで 季節とめぐる野菜の一生」イベント。

前回に引き続き、スローパートナー(カフェスロー サポートチーム。通称「スロパ」)の、ななさんが第2回目のレポートを書いてくれました。

毎回たのしく過ごしていますので、ぜひご覧ください。

▷ななさんによる、第1回目のレポートはこちらから:
https://slow-tour.net/2021/05/08/report/1431/


こんにちは!

4月から約1ヶ月ぶりにほんだ自然農園さんに行ってきました。今回も快晴です〜

先月に種を蒔いた、二十日大根やルッコラはどうなっているかなと楽しみにしていました。

一歩畑に入ると先月よりもカラフルに?!

この花は土づくりのために本多さんが植えたもので、クローバーの一種だとか。

少し紫がかった赤い花、素敵な色です

こちらが、先月に種を蒔いた二十日大根(左)とルッコラ(右)です。よく見ると、周りの草とともに両方とも葉が出てきているのが分かります!

まず間引きをしました。どのあたりをどれほど間引くと良いのか、参加者の一人が質問をすると、本多さんはとりあえずやってみてください、とのこと笑 小さすぎてもいけなくて、ある程度大きくなってからが間引くタイミングだそうです。

葉っぱが重なっているところを中心に間引きをしました。場所によって苗の成長や苗の間隔に偏りが。ルッコラは背丈が低く、周りの草と混じって見分けるのが難しかったです。

そして二十日大根(左)とルッコラ(右)。間引きの際に間引いたもの、すでに大きくなっているもののお裾分けです〜!本多さん、ありがとうございます。参加者からは、オリーブオイルと塩を持参して採れたてをその場で頂きたい、という話も出ました。聞くだけで美味しそうですね!

続いて落花生。収穫した落花生そのものを次回の種として使います。つまり、落花生は収穫するタイミングと種とるタイミングが同じ時期になります。

 

まず落花生の殻を指で一つ一つ割っていきます。

 

その後、落花生を種として植えていきます。

まず植える場所を決めた後、その丸い部分を切り抜くように根っこを切ります。

次に種を置いて土を被せます。

その部分を足で踏んでから草を被せていきます。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、元気いっぱいのミミズがたくさんいました。

続いて、こちらはブラジルミニトマト(長野県の自然農法センター)の苗です。

落花生と同様に、まず丸い穴をつくります。

鎌で根っこなどを刈った後、鉢が入る程度の深さになるように丸い部分を掘っていきます。

出来る限り鉢の形を崩さないようにして植えます。

 

すっぽりと苗を植えます。なんだか可愛い。

苗の両脇にはお布団のように草をかけます。

この時に優しく草をかけるのがよく育つコツ?!らしいです。

このあと、本多さんが育てているほかの野菜を紹介してくださいました。

よく見ると蔓がくるくると巻き付いているのが分かります。いんげんは体ごと巻きつくのに対して、えんどうは、投げ縄式で巻きつくそうです。

こちらはそら豆です。表面はつるつるしていて綺麗な緑色。ぷっくりしていて美味しそうです!そら豆は、小さい時は空を向くから「そら豆」というそうです(じゅんさん情報)。因みに収穫時期には下向きになっています。

私は、本多さんから頂いた二十日大根とルッコラをピザにのせて頂きました。二十日大根は切った後も鮮やかで綺麗な色です。ルッコラは風味豊かで良い香り〜!

 

今回は先月に続いて2回目の訪問。当たり前かもしれませんが、畑の作物はぐんぐん成長していてたった1ヶ月の間で大きな変化が起こっていました。もっと頻繁に、毎日畑に行くとなると毎日様々な表情が見られるのではないでしょうか。畑しごととはそのわずかな変化に気づき、そして本多さんの場合は少しだけ人の手を入れる、ということの積み重ねなのかなと思いました。

毎回、新たな発見がある畑、とても面白いです。来月の訪問も楽しみにしています!


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