2018-07-16

私たち、自然農4日目 
ほんだ自然農園さんで 季節とめぐる野菜の一生レポート

月に一度のほんだ自然農園さん通いもこれで4回目。厳しい暑さが続くので、今回はいつもよりも早く8時~10時の間で行いました。

この酷暑にも関わらず、今回も大人・子ども合わせて多くの方にお越しいただきました。(どうもありがとうございます!)

さて、今回の作業はなんですか??

と、早速本多さんに伺い、とにもかくにも「草刈り」!ということを確認。

そして、すぐさま草刈りに取り組む皆様。いつも前向きで積極的なご参加に感謝です。

むやみやたらと草を抜かない本多さんの自然農。

一か月来ないだけでこうして野菜が草に埋もれてしまっています。草を刈るかどうかは時と場合によるそうですが、さすがに野菜が隠れてしまっているので、今回は全部草刈りをすることにしました。

この草に隠れていたのは真黒茄子。実が付き始めています。

こちらは薩摩白長茄子。名前の通り白いです。

ピーマンも出来てきました。やっぱり実が成ると嬉しいものですね。

こちらの草むらには

ショウガとサトイモが。

ゴマも少しずつ大きくなってきています。

落花生の中に見える黄色いものは

お花でした!

落花生はまず黄色い花を上向きに咲かせ、その後自ら地面に潜り込み、地中でその実をつけるのだそうです。だから収穫の時にはお芋みたいに地面から引っこ抜くんですね。

季節とめぐるお野菜の一生。普段食べる時以外の姿を見られることが嬉しく楽しい時間です。

みんなでせっせと草刈りをすること一時間。

だいぶすっきりしてきました。

ふと見ると、本多さんが刈ったばかりの草を畝に敷いています。

基本的に、一度作った畝はその後は耕さず、肥料も入れないのが本多さんの自然農のやり方だそうです。それではどうするのかと言うと、こうして刈った草を土の上に重ねていきゆっくりと草が栄養にかわっていくのを待つのだとか。

即効性があるわけではないので、数年かけてゆっくりと取り組む土づくり。畑の中で草や栄養がグルグルと循環する方法です。

刈った草を土の上に敷いておくことで、暑さや乾燥を防ぐ効果も見込めるとのこと。

今日も優しく色々なことを教えてくれました。本多さんも汗びっしょり。最近は朝4時頃から農作業をされているそうです。この酷暑、お野菜も本多さんも大変です。

今日の可愛い収穫物。また来月どれくらい採れるか楽しみです。

最後に本多さんからのサービス。今日のお土産を自分たちで収穫。

草っぱらで遊んでいるわけではなく…

お芋掘りでした。本多さんどうもありがとうございます!

最後にみんなでパチリ。暑かったですね~!たくさん汗をかいてすっきり。また来月のお約束をして解散となりました。

次回は8月19日(日)。またまたサマータイム・サマー価格で、8時~10時。大人(中学生以上)500円、子ども無料で行いますので、ご興味のある方ご連絡お待ちしております。(※満席となりました。0805記)

 

+おまけ

それでは最後に、スローツアー鈴木が企画側なのに個人的に楽しみにしているニンジンの花のその後のことを。

↑前回はこうしてまだ緑色だったニンジンの種が

↑今日はすっかり茶色になっていました!

近付いてみるとすごいトゲトゲです。これだけ見るとニンジンだと気付きませんが

根本を見るとちゃんとニンジンの名残がありました。

時を戻して、5月~6月にはこんな感じで花が咲いていました。

種とりをする農業を見させてもらうと、お野菜も植物であることがよく分かり、自分たちが普段目にするお野菜は、その一生のどのタイミングを食べているなのだろうかと気になるようになってきます。

また来月は、どんなお野菜の姿に出会えるでしょうか。いまから楽しみです。

 

*第一回目の様子:https://slow-tour.net/2018/04/15/report/163/

*第二回目の様子:https://slow-tour.net/2018/05/12/report/298/

*第三回目の様子:https://slow-tour.net/2018/06/17/report/486/


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