2018-08-22

私たち、自然農5日目
ほんだ自然農園さんで 季節とめぐる野菜の一生レポート

はやいもので、月に一度のほんだ自然農園さんイベントももう5回目となりました。

今回は真夏の開催にも関わらず、過去最高人数の方にお越しいただき、予想以上のスピードで作業を行うことが出来ました。

馴染みの方が増えてきたので、何も言わずともすぐさま草刈りへ。

私たちもすっかり慣れてきたので、もう教えてもらわなくても分かります。本多さんの自然農は、とにかく草刈り!

本当はもっと頻繁に来れるといいのですが、1か月に1度だとこうして草と作物が混在した状態になってしまいます。

それを丁寧に草だけを刈って綺麗にさせてあげると、この畝の全容が明らかに。

ここにはナスと落花生が植わっていました。

この報告ブログでも再三ご紹介してきましたが、本多さんの自然農は、外部から肥料や水を与えずに、自然の巡りと作物が本来持つ力を活かして育てるという方法をとっています。

今回行った草刈りは、ただ作物の成長の邪魔をさせないというためだけではなく、刈った草を畝に敷くことでゆっくり時間をかけて栄養に変えるために行っています。積み重ねられた草は水分を保つ効果もあるといい、地味な作業ですが、自然農では本当に大事な作業なのだそうです。

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それにしても暑い今年の夏。

いくら作物の本来持つ力が強いといっても、さすがにこの酷暑には畑の作物たちも参っているように見えました。

それでも武蔵国分寺赤米はその穂を出して

可愛らしいピーマンがなり、

くるっと回った甘長や

ちいさ~い!ゴマがなんとか実をつけていたりと、育つものは育っていました。

自然に逆らわず、いまある環境の中で作物を育てる自然農。本多さんがチャレンジしていることの難しさや大変さ(と、もちろんその魅力も!)を少しづつ体感してきた私たちです。

本当は大変な作業だったはずなのに、今回は人数が多かったためあっという間に草刈りが終わってしまいました。

そこで最後にいまいちど、本多さんに種のことを伺いながら説明を伺います。ここ東京でも、種を採り次につないでいけば、この土地に似合った作物が少しづつ出来ていくといいます。

種採りをする農業は大変なことも多いですが、そうして自分の畑に合う作物が出来ていくことは喜びも大きいのだろうなぁとお話を伺いながら思いました。

今回は、最後に時間に余裕があったので、【国分寺コットンプロジェクト】さんが、本多さんの畑で育てている綿も見させてもらいました。

この花が

実になり、これがもう少ししたらはじけて収穫できるようになるのだといいます。

国分寺のまちで作ったコットンを、まちの人が紡ぎ織る「国分寺コットンプロジェクト」。本多さんが作ってくれている場があるおかげで、いま国分寺では様々な取り組みが進んでいます。

*「国分寺コットンプロジェクト」:https://www.facebook.com/bunjicotton/

最後に集合写真。今回も皆さんどうもありがとうございました!

次回は9月16日(日)の開催です。

サマータイム・価格は終了となりますので、大人(中学生以上)1,000円、子ども500円。時間は9時~11時で行いますので、お間違いのないようお願いいたします。

ご興味のある方、どうぞご連絡ください◎

 

*第一回目の様子:https://slow-tour.net/2018/04/15/report/163/

*第二回目の様子:https://slow-tour.net/2018/05/12/report/298/

*第三回目の様子:https://slow-tour.net/2018/06/17/report/486/

*第四回目の様子:https://slow-tour.net/2018/07/16/report/526/

 

 


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