2018-05-09

<終了しました>5/4岐阜県 石徹白の小水力発電と 郡上八幡の水を活かした暮らしをめぐる旅 3日間

〔今年のGWは、映画「おだやかな革命」の舞台となった岐阜県の石徹白(いとしろ)へ!〕

持続可能な暮らしを考えるとき、欠かせないのが「エネルギー」のこと。ですが目に見えないため実感が伴いにくいのもこのテーマです。こうしてインターネットを使えるように日々様々な恩恵を受けている分、電力を悪者とせずうまく付き合っていける方法はないだろうか。そしてそれを地域の魅力の一つとして活かす手立てはないだろうか。

そうした地域資源の活かし方や、エネルギーのあり方などをテーマに過ごす3日間のスローツアー企画です。

エネルギー自治と
地域再生のふしぎな物語を紐解きに

今回訪れる岐阜県の石徹白(いとしろ)では、地域で使う全ての電力量を小水力発電によって生み出し、その自立精神や特有の文化に惹かれた移住者が増えているといいます。スローツアーでは、当初は発電施設だけを見学する企画を考えていましたが、実際に現地で話を聞くなかで、この電力革命には水以外にも大事な要素があることが分かってきました。

山深い地域ゆえに保存されてきた固有の文化や助け合いの習慣、日本三大霊山の白山の入り口であるという地域特性から今でも残る神道の暮らしなど、昔ながらの文化と風土に、移住者の若い感性が合わさることではじめて小水力発電の背景が浮かびあがってきます。

発電所を作る資金は地域住民のほぼ全ての世帯が出資をし、利用する水は明治時代の人々が手彫りで作った農業用水路を利用したことからも、その地域特性の一端を伺いしることができます。知れば知るほど魅力溢れる石徹白の地へ、ぜひ一緒にでかけましょう。

「水のまち」
郡上八幡にも立ち寄ります

エネルギーを大きなテーマとして企画してきましたが、次第にそれが「地域資源の活かし方」というテーマにも重なってきました。

同じ「水」でも、郡上八幡に行くとまた違う活かし方が見えてきます。生活のなかで当たり前に綺麗な水が流れる八幡の暮らしは、コンビニで水を買うのが当たり前になった都会の暮らしから見ると、新鮮な驚きとしてうつります。

現在、郡上では未来につながる仕事を共創する「郡上カンパニー」の取り組みや、新しい生き方を求めて実践する人が増えてきています。本当はここだけでも3日間滞在できそうなほど多くのテーマが動いている地域に、まずはツアー初日に訪れることにしました。

石徹白と八幡、「水」をキーワードに2つの異なる地域を訪れることで、地域資源を活かすとはどういうことなのかを感じにいきましょう。

 

◎ツアー詳細はこちらのPDFファイルをご覧ください。

slowtour20180504-0506岐阜(PDFファイルが開きます)


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